浦和Lovers Jr.

URAWA LOVERS JR.

チーム方針

1. 野球を楽しむ

浦和Lovers Jr.は子供たちが野球を楽しむを第一に掲げています。

当チームでは、子供たちを「野球好き」にし、また小学生のうちに「野球は楽しいものだ」という上達への基盤を作ります。そして、将来性を考慮し、肩や肘への負担を減らすよう、球数を制限するとともに、資格を持った指導者が投げ方を基礎からコーチングします。

2. 罵声や高圧的な指導を一切禁止

私たちは、罵声、怒声、恫喝等の高圧的な指導を一切禁止しております。

ですが、少年野球界においてはこのような指導が未だに根強く残っています。恐怖心や高圧的な指導からは何も生まれません。これらの指導に対する子供たちの行動は、その場しのぎの対応に過ぎず、本当の意味での理解を表す行動ではありません。そのため、子供の成長には全く繋がりません。子供たちは成長の途中であり、大人がそれを理解し、誘導し、成長を促すことが重要だと考えています。

当チームでは、子供の自主性、自発性を育み、尊重します。小学生が失敗するのは当たり前。失敗を恐れず、許容し合うよう指導していきます。

3. 練習は週1回の4時間以内

活動は原則土日祝のいずれか週1回で、4時間以内を前提とします。(大会等は除く)

成長過程にある小学生の身体で、1日中、土日ともに長時間練習を行うことは、怪我へのリスクを避けられません。実際に、日本の20倍以上の数のメジャーリーグ選手を輩出しているドミニカ共和国は、少年期の休日の練習時間が平均3時間であり、野球肘(投げすぎによる肘の怪我)の発症率が日本と比較して最大で60%も低いことがわかっています。

また、休日を野球以外の時間にも使うことで、多種多様な経験を積むことができ、人間的な成長に繋がります。そして結果として、野球選手としての成長にも繋がると考えています。

4. 子供たちの自主性を大切に

当チームでは、子供たちの自主性や自発性を尊重し、伸ばします。

野球界特有の高圧的な統制ではなく、自ら考え行動することで、子供たちは大人の想像以上の成長や力を発揮します。高圧的な統制では、子供たちがのびのびと野球を楽しむ場を奪ってしまうだけでなく、大きな可能性の目を摘み取ってしまうかもしれません。
そのため、ノーサイン野球を徹底し、試合中の指示や方針、練習内容についても子供たちの意見を尊重し活動していきます。

5. 勝利至上主義からの脱却

「勝つこと」や「優勝すること」は素晴らしいことだと思います。ですが、その過程は必ずしも楽しいだけではないと思っています。

勝利至上主義とは、スポーツ競技などで、相手に勝つことを絶対的な目的とする考え方。行き過ぎた指導や長時間の練習による子供への影響、暴言や暴力の発生による弊害が問題視されています。

当チームでは、「勝つこと」を「目的」とした、大人が誘導する勝利至上主義から脱却し、子供たちが自ら主体的に考え、勝つことを「目標」としたチームを目指します。

6. 父母会なし(設立不可)
 保護者の業務負担なし

一般的な少年野球チームは、お茶当番、試合時の送迎配車分担、試合の審判等、保護者の出番が多いと思います。

このご時世、共働き世帯が増えている中で、子供たちが「野球を習いたい」と言っても、「休日は仕事なのでいけない」「休日は貴重なので全て子供の野球のために捧げることはできない」というのが本音の保護者の方も多いと思っています。
当チームでは、父母会なし(設立不可)。保護者の方の業務的負担なし。指導者への無駄な気遣いやお茶出し、ご機嫌取りは不要です。また、子供たちへの指導もご遠慮いただいております。運営に必要なスタッフはチーム側で用意します。

ですが、子供たちとともに身体を動かしたい方の練習のお手伝いや、見学などは大歓迎です。強制は一切しません。